どうも、ヒコーキ部翼班のyoneです。
今回は最近の翼班の活動について紹介したいと思います。現在翼班は尾翼の図面を製作しており、1枚目の画像は設計の助言の下で翼型解析ツールxflr5を用いて翼断面のおおよその圧力分布を確認しているところです。なんか解析画面ってかっこいいですよね。(よくわかってない顔)
これを参考にして翼型に支柱(ストリンガー)用の穴を空けたり桁が通る穴を空けたりしつつ図面を完成させていきます。この作業でもプロペラ班同様にJw_cadのお世話になります。
こうして出来た図面を工作用紙の大きさに合わせて並べてプリンターで印刷し、これに合わせてスタイロフォオームを切り出して翼のリブを作って行くのが今後の翼班の活動となります。
翼ブログ用

よくはぁん


2017.04.17 Mon l 主翼 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは翼班長の鈴木です。

前回の予告通り主翼関係の記事を書きたいと思います。
初めに、翼BOXの話です。

以前も少し紹介しましたが、ヒコーキ部の今年の翼BOXはブルーシートをかけられるように考えて作られています。
しかし、輸送のために翼を固定するのは毎回ビニールひもで桁と翼BOXとを結び付けていました。
これが面倒で、しかも毎回使い捨てのひもではもったいないということで、少し改良をしました。

翼BOX

写真の通り、再利用可能な結束バンドを用いて固定できるようにしました。
これにより翼の固定にかかる時間も短縮されたほか、カッターなどを用いなくとも簡単に固定を外せるようになりました。
今のところは多少外すのに苦労する以外問題点は発生していません。

さて、次にタイトルにある「ガッキー」の話です。
ヒコーキ部のTFでは低翼で翼をよく擦ります。
その対策として昨年秋のGTFで主翼の下にピアノ線をつけることで翼へのダメージを減らすようにしました。
この工夫が意外と効果があったので今年の機体ではこのピアノ線が正式に採用されました。
そして、このピアノ線を「ガッキー」と勝手に呼ぶことにしました。よかったら覚えておいてください。
なお、命名のいきさつとしては、ピアノ線→ピアノ→楽器→ガッキーという感じで非常に適当につけらています。

ところで、そんなガッキーとは具体的にどんなものなのか?少し説明をさせてもらいます。
次の画像は全体を写したものです。

ガッキー全景

見ての通り主翼したでアーチを描くように2本のピアノ線が交差してつけられています。
実際に使用するときはこの交差する部分で2本のピアノ線を結び付けて使用します。
そして、なんと前回の秋GTFでは取り外しが不可能で輸送に手間がかかっていましたが、今回は取り外しができるようになっております。
主翼リブとワイヤーの取り付け部です。

ガッキー取り付け部

四角い穴のあいたアルミ棒を適当な長さに切り、ピアノ線が突き抜けないように底にふたをしてリブに取り付けてあります。リブはそのままでは弱いということと接着の関係から1㎜厚のバルサを翼型に切ってスチのりで接着してあります。アルミ棒は5エポで接着しました。
また、ピアノ線を取り外し可能としつつ、抜け落ちてしまわないようにピアノ線の端は写真のように折り曲げてあります。

ピアノ線

いまのところガッキーが取れてしまうようなことは発生しておらず、なかなかいい出来だと思います。もちろん翼を擦ったことによる破損は今のところほとんど発生しておりません。


TFは5月10日時点で5回行いましたが、なかなか調整に手間取っており、富士川へ行けるのはもう少し先になりそうです。
近いうちにTF関係の記事も書きたいと思いますのでお楽しみに。
2015.05.12 Tue l 主翼 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは
翼班長の鈴木です。


今回の記事は先日予告したスライサーの紹介です。
ブログではだいたい90%くらい成功すると言いましたが、許容誤差±0.2mmとした場合のものでもっと厳密な精度を求めると当然成功率は下がります。ヒコーキ部の翼班では基本的に上記の許容誤差でスライスを行っているので僕たちのチームで必要とする精度としては十分だと思います。

では、スライサーの紹介です。
大まかな説明として、スタイロをおくスライス台と、自重でスタイロの上を滑っていくスライサーの2つを用いてスライスを行っています。

↓スライス台
スライス台

スタイロ1畳がのせられる大きさの台です。裏には木材が数本縦に通っており、板がたわまないように補強しています。
見ての通り適当な角度をつけて設置してあります。

↓スライサー表面
スライサー表

こちらの面がスタイロに接して滑っていきます。使用している材料はよくある長机と思われるもので、表面が比較的平滑ですが、コンパウンドを用いて磨いています。熱線はφ0.8~1mmくらいのニクロム線を用いており、こちらの面のニクロム線の両端に電源の端子を取り付けます。スライスする厚さの調整は金属の板を何枚か重ねて熱線と板の間に挟むことで行っています。

↓スライサー裏面
スライサー裏

こちらの面は板が熱線の張力で反ってしまわないようにしつつ、重量を稼ぐために鉄骨で補強してあります。
また、熱線は張力を調整するためにターンバックルを挟んで取り付けてあります。
スライスする時には熱線をはじくとギターのように音が鳴るくらいまでテンションをかけます。

また、このスライサー製作を知っている翼班の先輩に話を聞いたところ、ポイントは

・一枚の重量のある板で作ること
・表面が平滑であること
・熱線は抵抗値が大きくかつ強度が十分であること
・熱線の張力を調整できるようにすること
・絶縁に気を付けること

といった点があるそうです。

参考になるかはわかりませんが、もし使えそうなアイデアとか改良点とかが見つかれば幸いです。

2015.03.19 Thu l 主翼 l コメント (0) トラックバック (0) l top
お久しぶりです。
翼班の鈴木です。
およそ1か月ぶりの更新ということになってしまいすいません…

では、翼班の様子の報告です。
11月から製作をしていた、リブのマスターとリブが完成してました。
ヒコーキ部では、工作用紙に翼型を印刷してカッターで切ってマスターを作っています。
リブはマスターに合わせて電熱線をあててスタイロフォームを切っています。

さすがに本番翼となるとその数は膨大で、今年の機体では(主翼のみで)マスタ―62枚、リブはその倍の124枚製作しました。
これだけの数をおよそ1か月半かけて作りました。

↓つみあがるリブ
CIMG9812.jpg


他には翼BOXの製作も行いました。
これは翼を普段おいておくのはもちろん、TFなどで輸送する際にも使用するので考えなければならないことがいくつかあります。
ひとつはもちろん翼が入ることですが、一方であまり大きくしてしまうとトラックで運べなくなってしまいます。
さらに、屋根のないタイプのトラックでの輸送をする(グランドでのTFの時)こともあるので、ブルーシートがかけられるようにする必要があります。
翼に直接ブルーシートをかけると破損の危険があるので、昨年度は毎回木材などをテープで留めて支柱を立てていました。
今年は始めから簡単にブルーシートがかけられるように支柱を作りました。もちろん支柱は翼が取り出せるような高さに抑えてあります。
↓新・翼BOX
CIMG9855.jpg


翼班の作業としては今のところこんな感じです。次は年明けからリブを桁に固定していく作業を行うと思います。
今後も気を抜くことなく製作に励んでいきたいです。


話は変わりますが、先日浜松市科学館で行われた第19回「おや!なぜ?横丁ーサイエンス・アベニュー」に出展させていただきました。

内容としては先日、大学祭で行ったものとほとんど一緒で、コックピット部への体験搭乗や、翼、プロペラの展示を行いました。
2日間で合わせて400人以上の方にお越しいただき、より多くの方に自分たちの活動や人力飛行機について知っていただけたと思います。
実際に足を運んでくれた方々や浜松市科学館の方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。


これからしばらくはこのように地域の方々に活動を知ってもらう機会というのはないかと思いますが、
今は次の機体の製作に全力で取り組んでいますので、ぜひとも応援よろしくお願いいたします。
2014.12.26 Fri l 主翼 l コメント (0) トラックバック (0) l top
お久しぶりです。鈴木です。


今回は前から製作していた試作翼が(だいぶ前に)完成したのでそれについて書きたいと思います。

今回の一番の目的は1年生の練習です。
本番翼の製作までにある程度の技術を身に着けてもらわないと翼の製作精度があげられないので…
それ以外の目的としてはリブがフィルムテンションに耐えられるのかを検証するということがあります。
そのためにストリンガーの本数を今までより増やして6本にしてみたり、リブ厚を変えてみたりしています。
あと翼の上弦側全面にプランクを貼ってみました。これはフルプランクで製作できるのかの実証をしてみたものですが、おそらく本番翼では採用しないと思います。

結果としてはこのようになりました。
CIMG9439.jpg

これはアイロンをかけてしわを伸ばす前の状態です。
写真の右側半分がリブ厚6㎜+ストリンガー6本で、左半分が8㎜厚+ストリンガー5本となっています。
※ストリンガーは通常4本ですが、プランクの面積拡大によりどちらも1本追加されています。
さらに6㎜厚のほうにはこれに加えて後縁下限にも追加されています。

これにアイロンをかけてしわを伸ばすとテンションがさらにかかるのでそれでどうなったのかというと…

CIMG9466.jpg

予想通りリブが曲がってしまいました。
しかし、写真のように前縁側で曲がっているものの、後縁側はストリンガーを追加したのでそれほど曲がっていませんでした。

この結果を受けて本番では8㎜厚のリブを採用することになると思います。
いくら設計が良くても製作精度が良くなければ思うような性能が出ないので、今後も製作精度を高めていけるようにしたいです。
2014.11.17 Mon l 主翼 l コメント (0) トラックバック (0) l top