こんばんは
代表の藤目です。

いよいよこの時が来ました。
カーボンプロペラの製作において最大の山場「真空引き」に挑戦する時です。

思い起こせば夏休みの試作ペラでの失敗以来、(詳しくは右のカテゴリ「プロペラ」を参照)
色々と解決策を練ってきた成果を見せる時です。

それでは写真たっぷりでお送りします。
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まずは、カーボンクロスにエポキシ樹脂を染み込ませていきます。
うちではペラの真空引きの際にはGHクラフトのZ2/H07という種類を使ってます。
因みにこのエポキシの説明書には、
「主剤と硬化剤を混ぜあわせてから15分以上経つと煙を出しながら沸騰するように硬化しますので注意してください」
といった、なんとも恐ろしい注意書きがあるのですが、今までそんなことは起こったことがありません。
一体どんな使い方をしたら起こっちゃうんでしょうかね?

さて、ヘラを使って全体になじませたら、
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ペラに被せてシワを取っていきます。この際、ポリ手袋必須
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根元から先端に向かってシワを伸ばすと綺麗になります。

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何を思ったのか、突然余ったスタイロをちぎってエア・ギターを引き始める後輩。
長時間の作業のせいで疲れたのか、おかしなことをする者が出始めました。

CA3A0799.jpg
最初のうちはなかなかうまくフィットしてくれない。
しかしこのエポは24時間硬化だから焦らず、根気よくなじませていると、
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くっついてくれるようになります。
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そうしたら、余分なエポを吸い取るピールクロスと、緩衝材
(アマゾンとかで買い物するとよく傷防止のために商品に巻き付いてるやつ)を重ね、
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農業用ビニールの中に梱包します。後縁がガタガタにならないように薄くスライスしたスタイロを挟んだら、空気が漏れないようにしっかりとブチルゴムで密閉
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そしたら真空ポンプをスイッチオン!
毎度福田研からお借りしています。
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硬化促進のためにドライヤーで温める
CA3A0856.jpgCA3A0525 (2)
そして約4~5時間後に取り出して完成(左)
前回(右)との比較
今回は表面にシワもなく、結構綺麗に出来ました
やったね!

~反省点~
・真空ポンプの引きが強すぎたのか、またはドライヤーで温めすぎて中の充填剤が溶けたのか、若干表面が凹んでしまいました。やっぱいつも完璧とはいかないものですね。

しかし概ね成功と言っていいでしょう。ペラ班のみんなはお疲れ様
明日からはパテ盛り&ヤスリがけをがんばりましょう
因みに土曜の1日で2ブレード分を終わらせました。家路についたのは日曜の朝4時半・・・
眠かった

そしてこの日、フリーペーパーの「静岡時代」編集スタッフの方が取材のために部室に来られました。
雑誌の取材を受けるのは僕自身初めてで、うまく伝えられたのかちょっと不安ですが、何とか無事に終われて良かったです。6月号に載るそうなので完成が楽しみですね。スタッフの方は遠いところからどうもありがとうございました。


2011.05.16 Mon l プロペラ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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